虫の音日記 1999
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- 12月22日(水)
- 金谷町粟島の田んぼでヤチスズが一匹だけ鳴いているのを聞いた。
- 12月8日(水)
- 田んぼで昼間、一匹だけ鳴いているタンボコオロギがいた。ヤチスズも弱々しく鳴いていた。
- 12月3日(金)
- 昼間、鳴いていたのはモリオカメ一匹とマダラスズだけ。
- 11月24日(水)
- 昼間に鳴き声を確認した虫、ヤチスズ、エンマコオロギ、カネタタキ、クサヒバリ、ウスイロササキリ、
ササキリ。
- 11月14日(日)
- 真夜中、林縁の竹の上で鳴くフタツトゲササキリを発見。ササキリモドキの仲間も一匹見つけた。
- 11月10日(水)
- 昼間、島田市の伊久美川付近を散策。クサヒバリ、ヒゲシロスズ、ヒメコオロギ、オナガササキリ、
ササキリ、カネタタキ、カワラスズ、マダラスズ、シバスズの鳴き声確認。
クダマキモドキ類が「キチッ」と鋭く鳴いて、木から木へと飛んで行くのを見たが正体不明。
- 11月8日(月)
- 深夜、田んぼ周辺でまだ鳴いている虫を確認する。ツヅレサセ、ハラオカメ、モリオカメ、ミツカド
、エンマ(少し)マツムシ(少し)、マダラスズ、ヤチスズ、カネタタキ、ケラ、キンヒバリ(一匹)。
- 11月3日(水)
- 午後から山の林道へ行く。ヒゲシロスズ、ヒメコオロギ、クサヒバリが鳴いているが、よく似た鳴き声
なので紛らわしい。ササキリ、オナガササキリも鳴いていた。
ヒナバッタを探したが、数がいなくて4匹しか捕れなかった。
- 10月29日(金)
- 金比羅山の斜面でヒメコオロギが鳴いていたので写真用に捕獲。マツムシ、エンマ、ツヅレサセ、
モリオカメ、ミツカド、クマコオロギ、クマスズムシ、マダラスズ、ツユムシ、セスジツユムシ、
アオマツムシ(一匹だけ)の鳴き声確認。
- 10月20日(水)
- ヤマトヒバリを求めて夜の林道走行。鳴いていたのは、カンタン、エンマ、ツヅレサセ、ミツカド、
ハラオカメ、モリオカメ、ヒメコオロギ、クマスズムシ、カネタタキ、シバスズ、ヤチスズ、マダラスズ、
クチキコオロギ、マツムシ、ササキリ、オナガササキリ、セスジツユムシ。
また路上に落ちていたサトクダマキモドキ♂を拾った。
- 10月13日(水)
- ヒナバッタを捕りに山の林道へ行く。日当たりの良い開けた草地でオス6匹を捕獲。メスは見つか
らず。幼虫がまだたくさんいた。(岩田さんが調べたら実はすべて小型のメスだった。)
道端に座り込んでお昼を食べていたら、周りをクルマバッタのオス2匹とメス一匹がバチバチいわせ
ながら飛び回っていた。そのうち、メスに近づいた一匹のオスがキュキュキュキュと発音するのを聞いた。
- 10月12日(火)
- また山の方に虫探し。ジュズダマの花穂を食べるクビキリギス♀とシブイロカヤキリモドキ♂を見た。
茶畑の広がる山裾ではカンタンの大合唱。クツワムシは弱っているのか、擦り切れた様な鳴き声
だった。スズムシの独り鳴きもまだ聞かれた。路上にいたヤマクダマキモドキとサトクダマキモドキを
捕獲。これは鳴くのだろうか。
- 10月6日(水)
- イソカネタタキとハマスズを放しに御前崎方面へ。まだキリギリスが鳴いていたので一匹捕獲。
帰り道、某河川の河口付近のクズの茂った草藪で、ギュルルルーとタイワンクツワムシが鳴いて
いるのを発見、オス一匹捕獲。
- 10月4日(月)
- ヤマトヒバリを探しに山の方に行く。茶畑の脇に生えたクサイチゴの葉に穴を開けて、顔を覗かせ
ながら鳴いているコガタカンタンを発見。
- 9月29日(水)
- イソカネタタキを捕りに御前崎に行く。昼頃着くが、鳴き声は全然聞こえず。鳴いていたのは、
キリギリス、カネタタキ、クサヒバリ、オナガササキリ。2時を過ぎると鳴き出した。ツワブキの葉の裏に
いたオスと、カンナの花びらに来ていたメスを捕獲。
帰りに某所によってハマスズのオス、メスも捕獲。
- 9月25日(土)
- 親父を連れて、富洞院の墓地の椎の木の森へ、クチキコオロギを捕りに行く。親父を連れて行ったの
は、以前一人でこの森に入った時に、突然、ヘッドライトが消えてパニクったからだ。
あちこちから、リュー と涼しい鳴き声が聞こえた。木の又にいた大きなオスと、剥けかかった皮の下に
いたオスとメスを捕獲。
- 9月23日(木)
- 降ったりやんだりの雨の合間をぬって虫聞きをする。山裾で、ヒゲシロスズ、モリオカメ、クマスズムシ、
クチキコオロギ、ハヤシノウマオイ、クサヒバリ。田んぼでは、ヤチスズ、シバスズ、クマコオロギ、
タンボコオロギ(少し)、ウスイロササキリ。他にも、アオマツムシ、マツムシ、エンマ、ツヅレサセ、
ミツカド、ハラオカメ、オナガササキリ、クサキリ、ツユムシ、セスジツユムシ、カネタタキを確認。
- 9月13日(月)
- 深夜に南駿河台でホシササキリ捕りをする。オナガササキリも混在していて、ジリッ・ジリッとよく
鳴いていた。フクロウも、ホーホー・ゴロッコホーホーと鳴いた。クビキリギスの成虫、いろんな
サイズの幼虫を見た。ショウリョウバッタモドキもたくさんいた。
- 9月8日(水)
- 家族で赤石温泉白樺荘へ行く。僕は温泉にも入らず虫探し。林縁にヒロバネヒナバッタ、
ハネナガフキバッタがたくさんいた。ここにいるカンタンは枯れ草色で少し小さく、鳴き声も低い
ような気がしたが、腹はしっかり黒かった。
- 9月6日(月)
- 深夜にキリギリスを捕りに大井川河口へ行く。もう夜はかなり涼しくなったのでキリギリスは数匹しか
鳴いていなかったが、高い草の上まで登って鳴いていたのを見つけて捕獲。
マツムシ、スズムシ、ヒロバネカンタンがよく鳴いていた。
- 8月31日(火)
- きのう岩田さんから届いた青森のヤマトマダラバッタがツマグロイナゴの様に蹴って発音する
(ticking)のを確認。後腿節と前翅による発音はまだ見ていない。
- 8月27日(金)
- 窓際に置いたカラフトキリギリスに朝日が強く当たりだすと鳴き出した。チ、チ、チ、と段々速くなり
チキチキチキ・・・と長く何分間も鳴き続ける。キリギリスの鳴き声というよりは、長鳴きのヤブキリの
鳴き声に近い感じ。
- 8月26日(木)
- ノセヒシバッタさんから北海道合宿のお土産のチシマヒナバッタ、カラフトキリギリス、
ハネナガキリギリスが届く。チシマヒナバッタにはメヒシバの葉と実を、両キリギリスには、キュウリと
焼豚をやったらよく食べた。チシマヒナバッタは「ジュリジュリ」と数珠を擦る様な声でよく鳴いていた
のですぐに録音した。
- 8月25日(水)
- クツワムシの鳴く風景を撮りに今年もあの場所へ行く。クツワムシもスズムシもよく鳴いていた。
オオオカメコオロギが畑や草藪で鳴いていたので捕獲。
- 8月21日(土)
- 堤防で鳴いているカンタンを捕まえようとしたが、失敗。あの何処からともなく聞こえてくる様な響きは
近いようで結構遠かったりする。クマスズムシとカワラスズの鳴き声を確認した。
- 8月16日(月)
- 瀬戸川で虫聞き。カネタタキ、ヒゲシロスズ、クマコオロギ、ツヅレサセコオロギの鳴き声確認。
また、隣接する田んぼの畦の草地で鳴いていたヒメクサキリを捕獲。
他にも、アオマツムシ、マツムシ、エンマコオロギ、ハラオカメ、ミツカド、クサキリ、シバスズ、カンタン、
スズムシ、ハヤシノウマオイ、ハタケノウマオイ、ヒメギス、ヤブキリ(少し)を聞いた。
- 8月14日(土)
- 庭でマツムシが鳴き出した。隣の畑ではクサキリ数匹が鳴いていた。
- 8月11日(水)
- クチナガコオロギとタイワンクツワムシを狙って石廊崎へ遠征、しかし見つからず、やっぱり伊豆は
遠かった。途中よく鳴いていたのは、クチキコオロギ、ヤブキリ、カヤキリ、ハヤシノウマオイ。
普通のクツワムシ、スズムシの鳴き声も聞こえた。伊豆のヤブキリは藤枝のヤブキリと鳴き方が違い、
高い声でジィーと一本調子に長く伸ばす鳴き方だった。
また途中、清水港でカマドコオロギが鳴いていたので捕獲。
- 8月6日(金)
- 飼っていたクルマバッタモドキが発音した。オス2匹を飼育ケースに入れてイネ科の草を与え、窓際に
置き日に当てていたら、近づいた2匹が折り畳んだ後脚をヒョコヒョコと前翅に擦り付ける動作を始めた。
そして「カシャカシャカシャ」と発音。あまり大きな音ではないし特徴もない。
アオマツムシが駅前の公園で鳴いているのを確認。
- 8月4日(水)
- カンカン照りの大井川の河原を歩き回ってバッタを探す。カワラバッタ、クルマバッタモドキを捕獲。
キリギリスが鳴いていたが、おおちゃくして「ギー」としか鳴かない。
- 8月3日(火)
- 近所の空き地の高い草地でカヤキリが3匹鳴いているのを確認。こいつの三重唱は凄まじい。
- 8月2日(月)
- 瀬戸川と南駿河台で虫聞き。ミツカドコオロギ、ハラオカメコオロギ、カンタン、ハタケノウマオイ
の鳴き声確認。他にもヤブキリ、ヒメギス、エンマコオロギ、シバスズ、マダラスズ、キンヒバリ、
カヤヒバリ、ハヤシノウマオイ、タンボコオロギ、コガタコオロギ、クビキリギス(2匹)の鳴き声確認。
- 7月28日(水)
- 日中の暑い中をうろうろするのがイヤなので、深夜のうちに大井川堤防付近を探したら大正解。
コバネヒメギスが何匹も鳴いていた。他にもヒロバネカンタン、キリギリス、コガタコオロギ、ツユムシ
シバスズ、マダラスズ、キンヒバリ(一匹)の鳴き声確認。ヒロバネカンタンは大合唱だった。
- 7月26日(月)
- 隣の畑でクビキリギス一匹が鳴いているのを確認。
- 7月22日(木)
- 飼育下でマダラバッタが3種類の発音をするのを確認。1.プーン・プーン(細かく速く擦り合わす)
2.キュキュキュキュ(大きく強く擦り合わす) 3.チャッ・チャッ(ツマグロイナゴの様に蹴る)
いずれもあまり大きな音でない。特にプーン・プーンという音は聞き取りにくい。
キュキュキュという発音はオスがメスに交尾をせまる時に出していた。
- 7月21日(水)
- 真夏のような日射しの中、大井川河口付近の草地を散策。キリギリス、ヤブキリ(区切り鳴き)、
ヒメギス、シバスズの鳴き声確認。マダラバッタがたくさんいたので、しばらく観察したが、
後脚を擦り付ける動作はしたが、発音は確認できなかった。
- 7月14日(水)
- 日中、林道の崩落防止ネットの張られた日当たりの良い斜面で、ヒロバネヒナバッタ数匹が
鳴き方を変化させながら長く鳴いていた。ツマグロイナゴモドキ、ナキイナゴ、区切り鳴きの
ヤブキリ、ヒメギスも鳴いていた。暗くなってから谷稲葉で、エンマコオロギ、ハヤシノウマオイ、
セスジツユムシの鳴き声確認。
- 7月9日(金)
- 瀬戸川堤防で虫聞き。ヤブキリ、ヒメギス、カヤヒバリ、キンヒバリ、タンボコオロギ、マダラスズ、
シバスズ、ホシササキリ、ツユムシ、クビキリギス(5匹)の鳴き声確認。
- 7月6日(火)
- キチキチと長鳴きするヤブキリを捕獲すべく、深夜に山の辺りを探し回るが、みな高い木の上や
葉の茂った奥のほうで鳴いていて、簡単に捕まるような所にはいない。やっかいなヤツだ。
また同じ山の木の上で、平地のヤブキリと同じ区切り鳴きするヤブキリもいる。
- 6月30日(水)
- 金谷は大代川沿いのススキの茂る草地で、イナゴモドキとツマグロイナゴモドキを捕獲。
鳴いてくれるのを期待しよう。ナキイナゴも鳴いていた。
- 6月28日(月)
- 深夜、烏帽子山付近で、キチキチ鳴くヤブキリらしき声を数匹聞く。山の上の方とか木の上から
聞こえてくる。姿は見れず。普通のヤブキリも下の方で鳴いているので、混在しているようで
面白い。
- 6月24日(木)
- 霧雨の降る蒸し暑い夜、家の庭でシバスズが鳴き出した。田んぼではヤチスズも鳴いていた。
他にも、ケラ、キンヒバリ、カヤヒバリ、マダラスズ、タンボコオロギ、コガタコオロギ、ホシササキリ、
ナツノツヅレサセ、クビキリギス、ヤブキリ、ヒメギスの鳴き声を確認。
- 6月21日(月)
- 少し涼しい夜。島田の山でアカメガシワの花を食う、コロギスのメスを目撃。桜の枝にも一匹メス目撃。
クビキリギスは瀬戸川周辺と合わせて7匹の鳴き声を聞く。また鳴き声が盛り返して来た感じがする。
それに対して、シブイロカヤキリモドキは一匹も鳴いていない。
- 6月19日(土)
- ノセヒシバッタ様、藤枝に出没。シブイロカヤキリモドキのメスを所望されたので、瀬戸川へ捕りに
お供するが、雨が強くなって捕れず、早々に引き返す。代わりにヤブキリを持って住みかに
お帰りになった。
- 6月17日(木)
- 瀬戸川でヤブキリが2匹鳴いているのを確認、クビキリギス2,シブイロ1も聞いた。
南駿河台下ではヒメギスがよく鳴いている。川沿いの高い草地でツユムシの声を聞く。
他にもクビキリギス3、シブイロ1、コガタコオロギ、カヤヒバリ、キンヒバリ、タンボコオロギ、
マダラスズ、ホシササキリの鳴き声を確認。
- 6月14日(月)
- 島田の茶畑斜面のクロツヤコオロギを下見に行く。鳴いていたが、以前聞いた時ほどの数では
ない。真夜中よりは夕方のほうが一斉に鳴くのかもしれない。穴から頭をだしているのがよく見ら
れた。完全に外に出ているのも何匹かいたので、オス2,メス2を捕獲。
ナツノツヅレサセコオロギ、コガタコオロギもよく鳴いていた。
- 6月12日(土)
- 南駿河台斜面下で、ヒメギスが一匹鳴いているのを確認、クビキリギスも3匹鳴いていた。
ツユムシの成虫も一匹見た。他には、カヤヒバリ、コガタコオロギ、ホシササキリ、タンボコオロギ
ナツノツヅレサセコオロギの鳴き声を確認。
- 6月11日(金)
- 畑で日中、ウスイロササキリが鳴いているのを確認。
- 6月10日(木)
- 庭でマダラスズが2匹鳴き出した。シブイロカヤキリモドキは瀬戸川で3匹だけ鳴き声確認。
- 6月9日(水)
- 掛川は八高山の麓の湿地や田んぼ跡で、エゾスズがたくさん鳴いていた。オスとメスを捕獲。
キアシヒバリモドキのオスとメスも見かけた。
- 6月8日(火)
- 南駿河台の斜面でホシササキリが鳴き出した。ウスイロササキリ、トノサマバッタの成虫もいた。
他にもコガタコオロギ、カヤヒバリ、キンヒバリ、タンボコオロギ、ナツノツヅレサセ、クビキリギス
(2匹)、シブイロカヤキリモドキ(2匹)の鳴き声確認。
数匹のホタルが草の上にとまって点滅していた。
- 6月4日(金)
- 瀬戸川でシブイロカヤキリモドキ4匹の鳴き声を聞いた。
- 6月2日(水)
- 掛川の奥地の茶畑斜面でクロツヤコオロギがたくさん鳴いている場所を発見。
ヤブキリ、ヒメギス、その他いろんなバッタの幼虫を見かけた。極微のササキリ幼虫もいた。
- 5月30日(日)
- 瀬戸川沿いを車でながすと、クビキリギス、シブイロカヤキリモドキの鳴き声がおのおの10匹
以上聞けた。南駿河台斜面ではたくさんのコガタコオロギが「ギー」とやっていた。
カヤヒバリ、キンヒバリ、タンボコオロギ(少し)、ナツノツヅレサセコオロギ(2匹)の鳴き声確認。
- 5月25日(火)
- 烏帽子山の麓の石垣の間で、弱々しく鳴く2匹のナツノツヅレサセコオロギの声を確認。
瀬戸川では7,8匹のクビキリギスと2,3匹のシブイロカヤキリモドキの鳴き声を聞いた。
また駅南のマンションの駐車場で一匹だけ鳴いているクビキリギスもいた。どこから流れて
きたのだろうか? 他にもカヤヒバリ、キンヒバリ、タンボコオロギの鳴き声を確認。
- 5月21日(金)
- 汗ばむような陽気だった。まだクビキリギスとシブイロカヤキリモドキの鳴き声があちこちで
聞かれる。
- 5月18日(火)
- 日中、瀬戸川堤防の草地でヤブキリの幼虫の写真を撮っていたら、周りで数匹のヒナバッタが
シャカシャカシャカ、と鳴き交わしていた。
- 5月17日(月)
- 南駿河台の斜面で、コガタコオロギ数匹が鳴いているのを確認。イネ科雑草の穂には幼虫
(ウスイロササキリかホシササキリ)が来て食べていた。大きいのは8ミリほどに育っていた。
- 5月16日(日)
- 夜は少しガスった感じで涼しく、虫の声よりカジカガエルやその他のカエルの鳴き声の方が
元気がいい。クビキリギス、シブイロカヤキリモドキの鳴き声をおのおの3,4カ所で聞いた。
カヤヒバリ、キンヒバリ、タンボコオロギの鳴き声も確認。アオバズクが街灯の周りを飛び回って
いるのを見た。
- 5月5日(水)
- きのうよく雨が降ったので、今日はケラがよく鳴いていた。経験的に雨の後によく鳴く。
田んぼや畑だけでなく、土手の草地や河原の砂地でも鳴いていた。あまりきれいな鳴き声
ではないが、この季節の音の風景として好きだ。クビキリギス、シブイロカヤキリモドキ、
キンヒバリ、カヤヒバリも鳴いていた。
- 5月2日(日)
- タンボコオロギの鳴き声を確認。まだ数匹しか鳴いていない。
昼間はとても暖かいが、夜になると冷えるので虫の声も弱々しいが、クビキリギス、
キンヒバリ、カヤヒバリも少し鳴いていた。
- 5月1日(土)
- 庭の低い草地で、3,4ミリの幼虫数匹を見つけた。ウスイロササキリかホシササキリだろう。
後脚の腿節の中程から脛節までと、長いアンテナが赤味を帯びた幼虫だ。
- 4月21日(水)
- 岩田さんの依頼で、クビキリギス・シブイロカヤキリモドキ捕獲作戦を瀬戸川で実行。
昼間の捜索では発見できず、ヤブキリとヒメギスの幼虫を低い草地で発見するのみ。
夕刻鳴き出してから再開、多少の成果をみるが、シブイロカヤキリモドキの雌は未捕獲。
どちらも、逃げる時は草むらの根本めがけて、尖った頭をうまく使い、土に突き刺さるように
して草を掻き分け、逃げおおせる。一度そうして逃げられると、掻き分けて探しても
見つからないから不思議だ。
- 4月12日(月)
- 寒の戻りがあり、しばらく寒い日が続いて虫の音はほとんど聞かれなかったが、今日は暖かく
なった。クビキリギス、シブイロカヤキリモドキがあちこちで鳴き出す。オケラの鳴き声も二匹
だけ確認。キンヒバリ、カヤヒバリもかなり元気な声で鳴いていた。
- 3月18日(木)
- キンヒバリの鳴き声を家の前の水路と瀬戸川で一匹ずつ確認。複数のカヤヒバリの弱々しい
鳴き声も聞こえた。また枯れ草の茂みで一匹だけ鳴いていたクビキリギスは褐色型の個体だった。
- 3月14日(日)
- 今日はとても暖かく、夜中でも気温が17度もあるので、もしやと思い観察に出る。
富洞院の墓地の裏の枯れたススキの茂みで、カヤヒバリがたくさん鳴いていた。
幼虫と成虫を目撃、鳴き声録音。なんともテンポの遅い弱々しい鳴き声ではある。
- 2月22日(月)
- 壁にクビキリギスのメスが張り付いていた。ひさびさに成虫のキリギリスを見たので感動した。
クビキリギスは成虫越冬だから当たり前だ、と言えばそれまでだけど。
- 1月1日(金)
- うちのお寺の鬼岩寺(真言宗)へ墓参りに行ったら、墓地の小砂利の中でマダラススが
まだ数匹鳴いていた。いつまで鳴くのかしら?
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